性的虐待被害女性のためのセルフヘルプグループ

陽だまりのガゼボ

Gazebo in the Sunny Place

セルフヘルプミーティング


「陽だまりのガゼボ」は、静岡県東部(公共交通機関で行ける場所)で、約月一回のペースでセルフヘルプグループを開催しています。

セルフヘルプミーティングとは

セルフヘルプミーティングとは、共通の問題をもつ当事者が集まって共感を持ちつつお互いの体験や気持ちを話すことによって、自分の人生をとりもどしていく場所です。

 

「陽だまりのガゼボ」では、近親者からの性的虐待を受けた経験のある女性が集まり、ファシリテーターが決めた時間に従って、いいっぱなし、ききっぱなしで順番に語っていきます。

 

ここは当事者によるミーティングなので、医師やカウンセラーがあなたを治療する場ではないことをご理解ください。参加者一人ひとりがご自身の体験や気持ちを言葉にして語り、仲間の語りを聞くうちに、「自分が感じてきた悲しさや怒りは、当然の感情なのだ」ということを感じられるかもしれません。そこから、すこやかな人生へ向けて回復への一歩を踏み出してみましょう。

会場は、大きな窓から気持ちの良い森がみわたせる場所です。深い緑と風を楽しめる時期は、小鳥の鳴き声を聞きながらのミーティングとなります。深呼吸して、心地よさと安心を感じながらお互いの経験と気持ちをシェアしましょう。

 

コロナ感染対策のため、このミーティングルームに入る前には手指消毒をお願いします。一定時間ごとに部屋の換気を行います。

2021年8月から、オンラインでミーティングを行っています。お顔を出したくない方でも安心して参加できるよう、お顔を映さなくてよいことにしました。ただ、画面の向こうに確かに人がいるという安心感をみんなで共有できるように、代わりに、身体や身体の一部(腕や手など)が映るようにしてください。顔が映らないので、できるならば、あなたのお気に入りぬいぐるみやお花など、あなたを表すものを画面のどこかに映していただけることをおすすめします。また、オンラインミーティングでは無料のzoomを使うため、参加費は無料です。

ミーティングの対象となる方

・近親者からの性的虐待を受けた経験のある女性当事者(定義は以下、閲覧にはご注意ください)。当事者のみです。支援者としての参加や研究・勉強目的での参加は受け付けておりません。

・現在、生物学的性と自認する性のいずれもが女性の方のみを対象としています。

セルフヘルプミーティングの安全を守るためのルール

「陽だまりのガゼボ」は、参加者の安全を最優先としています。次の「ミーティングのルール」と「オンライン参加するときのご注意」をよく読み、すべてに同意できるかたのみ、ミーティングの参加をお受けしています。

セルフヘルプミーティングの流れ

セルフヘルプミーティングは、大きく4つの段階で進行します。

 

・リラクゼーション

参加者全員で目を閉じ、ゆっくり呼吸し、気持ちをおちつけて話す準備をします。

・シェアミーティング

自分が語りたいことを順番に誠実に語り、他の人は口を挟まず傾聴します。

・テーマトーク

参加者でテーマを決め、それについて思うことを順番に語っていきます。

・フェローシップ

参加した人とのおしゃべりを通して、気持ちを日常の生活に戻す準備をします。

参加費

一回300円以上を、ミーティング開始前に現金でご献金として承ります。オンラインミーティングは無料配信サービスを利用しているため、参加費は不要です。

ミーティング開催予定とお申込み