セルフヘルプミーティングは、カウンセリングとどう違う?

陽だまりのガゼボの主な活動は、『セルフヘルプミーティング』です。

当事者が集まって、みんなで順番に「言いっぱなし聞きっぱなし」でお話をする場です。

 

ところで、このセルフヘルプミーティングとは、心理カウンセラーが行ういわゆる

「カウンセリング」と、どう違うのでしょうか?

 

ガゼボのセルフヘルプミーティングについて書きますね。

 

ここでは、自分が体験したことや、そのときに感じた気持ちや感情を「言葉にして」、

他の参加者に向けてお話をします。また、他の参加者のお話を真剣に聞き、自分はそれをどう感じ、

受け止めているのだろうかと自分の心に耳を澄ませます。また、他の参加者のお話を聞いて、

はじめて、自分自身の感覚に自信が持てることもあります。

 

いっぽう、心理カウンセリングではどうでしょうか?

 

これは私管理人祐理がいつも感じていることなのですが、心理カウンセラーはあなたの心を映しだす、

鏡の役割をしていますよね。受容、共感とともに適切なタイミングで質問を投げかけ、

クライアントがもともと自分の内側に持っていた力に気づかせてくれたり、導いてくれたりします。

 

つまり、セルフヘルプミーティングでは「同じ経験をした他の人」の目線を共有できますし、

カウンセリングはカウンセラーの助けを借りて、自分の内側を深く掘り下げることができる、

という違いがあるのではないかと思います。

 

あなたがどちらを選んでも、行ったり来たりのつまみ食いをしても、正解です。

 

では、そんなミーティングにみなさんが訪れてくれることを、お待ちしています。

 

2021年12月8日

陽だまりのガゼボ管理人 祐理(ゆうり)